1.概要
西日本車体工業製バスが数を減らしています。
2010年に解散した同社のバス、西日本のみならず全国各地で活躍する姿が見られました。
しかしバスというものは早くて10年、ほぼ20年もすれば引退します。
また近年では自動車リサイクルの促進が進み、多くの車両は解体される運命にあります。
西工バスを末永く保存したいという思いで始めたプロジェクトです。
2019年、とある会社様より「C型の中古車があるが買わないか?」とのお話を頂きました。
しかしながら駐車場や資金が無く、その時はお断りしました。
2021年、バスを駐車できる土地をお借りできる話が飛び込んできました。
迷わず、「まだC型ありますか?」と確認しました。2年前の話でしたからもう無いと覚悟していました。
まだ在庫有りとのお返事でしたので迷わず購入を申し出ました。
同時に任意団体「福岡西工バス保存会」を発足、5名がオーナー会員となり出資しています。
車体外観はとても綺麗な個体でしたので腐食は無いかと思いきや、床下は結構な錆びでした。
またエンジンチェックランプが点灯していたため診断すると、ターボの故障ということで
いきなり多額の修理費がかかってしまいました。
現在では少しずつですが整備、補修、塗装などを行っています。
2.プロジェクト詳細
現在筑紫野市山家で進んでいるプロジェクト「保存車両ヤード」内に車庫を置き、
バス営業所風にして車両を展示する予定です。
また車両につきましては新たに96MC E-Ⅱ型、B-Ⅱ型を追加し、3台体制にする計画です。
今後の整備(車検を受けれるレベルの維持)、不具合箇所の補修、塗装について、
会員の出資だけでは限界があるため皆様にお力添えを頂きたく、保存プロジェクトを立ち上げるに至りました。
3.計画主の紹介
北九州市出身、子供の頃からバスに興味を持ち、それが同じ市内で作られていることに衝撃を受けます。
バス運転士にも憧れますがそれより西日本車体工業でバスを作りたい、それが夢でした。
整備士資格を持っていたほうがよいとのことで自動車整備専門学校にて整備士資格を取得しました。
ところが世はバブル崩壊期、同社の募集は無くしばらく他業種で勤務しましたが、
知人の紹介により晴れて入社することができました。
入社後は生産技術に携わり、主に生産効率向上の取り組みをいたしました。
会社解散後は大型ディーラーに勤務、バスフィールド(アフターサービス)の職をいただきました。
計画主はかつてスペースランナーJM210、58MC B型MP618を所有していたことがあります。
これらは代表自身の家庭環境の変化や、当時のSNS拡散力は弱かったこともあり、賛同者を得ることができず
解体せざるを得ませんでした。
今後はこの反省を元に永続的に保存ができる環境を作らねばなりません。
主催者がかつて保有したバス
4.返礼品について
5000円
100set
・特製パスケース
10000円
100set
・九州急行バス 1210号車 KL-MS86MP 02MC C型 1/80プラ製模型
※模型のお渡しは2023年夏頃となります。ご了承願います。
製作:株式会社ワンマイル
九州急行バス株式会社製品化許諾済
500000円
・オーダーメイド運転席
本物のバス部品を用いた模擬運転席を作成します。
運転士座席、メーター部、右側配電盤、ハンドル、ペダル、整理券一式、押しボタンなど
未塗装試作。金型まで完成して次は量産。
製作品イメージ。製作品は現在手に入る部品での製作となります。
現在の支援金額
765,000 円
目標:3,500,000 円
このプロジェクトは目標金額が達成した場合に限り、プロジェクトの成立(売買契約の成立)となります。
10000円
100set
・九州急行バス 1210号車 KL-MS86MP 02MC C型 1/80プラ製模型
※模型のお渡しは2023年夏頃となります。ご了承願います。
製作:株式会社ワンマイル
九州急行バス株式会社製品化許諾済
500000円
・オーダーメイド運転席
本物のバス部品を用いた模擬運転席を作成します。
運転士座席、メーター部、右側配電盤、ハンドル、ペダル、整理券一式、押しボタンなど
但し送料や上記以外の部品、仕様は含みません。実費でご相談。