現状報告(屋根の修繕)
2022年06月21日
関東も梅雨入り宣言が出て、大気が不安定な日が多くなりました。雨で気になるのが屋根の雨漏りです。ここのところだんだんひどくなって来たので、意を決して屋根の現状確認を実施しました。
外側は屋根布が厚く敷かれているので、雨漏りのひどい箇所の内装パネルを外してみると、積もった錆がバサッと落ちてきました。かなり腐食が進んでいるようです。というか、内側から屋根布が直接触れます。
そこで、その部分の屋布布を剥がしてみると、ごらんのように予想以上に腐食が進んでおり、大穴が開いていることが分かりました。
外板はすでに溶けて無くなっており、骨の一部にも腐食が進んでいました。あと少し放置されたら危ない状態だったかもしれません。
幾重にも重ねられた屋根布を剥がしてみると、その下は錆がかなり進行していました。雨漏りに関しては、20年前から度々言われていたのですが、これまでの修繕は雨漏りの箇所に上からシートを貼って応急処置を繰り返しただけだったため、その積み重ねがこのような結果となったようです。
ヘッドライトケースの後半もすでに無くなり、屋根布で形が保たれていた状態でした。屋根板全体も、腐食で厚みが半減して、あちこちにちいさな腐食孔が開いていました。
とにかくこの修繕は急を要します。側面の修繕はしばらくストップして、屋根の状態確認を進めるとともに、この屋根修繕に全力を注がなければなりません。この予想外の事態により、スケジュールの後れは必至だと思われ、完成までにはさらに時間がかかると予想されます。大変申し訳ございませんが、今後の保存のためには大切な作業ですので、さらにお時間をいただくことになりそうですが、どうぞご理解をいただきたく存じます。